畑トンネルの上には道が通っていて、最近の地図でも載っている場合があります。
かつては畑地区から赤根ヶ峠・大河原をつなぐ交通路というだけでなく、山仕事を行うための生活道でもあったようで、今でも縦横に伸びる道跡をあちこちに確認できます。実際に歩いて確認した範囲で紹介します。
さすがに地図がないとわかり難いので、たどたどしいですが載せてみました。
もう少しましな地図の書きようもあると思うのですが、うまくいかないのでひとまずこれで。
- とりあえず峠道に張り付くのにもっとも便利な道。旧県道の下側ヘアピンカーブから入ることが出来ます。最近のドコモ電波塔建設のために少し整備されています。
- 1.の道から畑峠を通って赤根ヶ峠へ続いていたであろう道。現在は造成のため道は途中で消失し、荒廃した造成地を見下ろすばかりです。
- 2.の道よりも東側に伸びている。これも造成のため途絶えていますが、もとは朝日山方面に向かっていた道でしょうか。
- クリーンセンターのフェンスで途切れている道。これももともとは畑神社方面へ抜ける道だったと思われます。
- 尾根筋からやがて宮倉川沿いに降りてくる道。宮倉川とは旧地図の穴郷沢を指すのでしょうか。
- 1.の道を挟んで2.の道に続いている。現在旧県道を封鎖しているゲートのところに続く。
- 新道のT字路のところに降りてくる道。
- 遍住院・薬師堂から登る道。かつては4.の道につながっていたと思われます。また図には省略しましたが朝日山への分岐もあります。
またもう確認できないと思われますが、かつては旧県道から沢を挟んだ反対側に道があり、5.の道と合流して峠へ続いていたらしい。
ふもとからでは取り付く道を見つかられなかったが、峠側から探せばまだ見つかるかもしれません。
続く