弘法の爪書不動です。前回の写真ではよくわかりませんでしたが、足まで書かれています。『新編武蔵風土記稿』に以下の記載があります。

此瀧の側に峙たる盤岩高さ三丈許、岩面に不動の立像長二尺五寸許りなるを雕刻す、 土人相傳て弘法大師爪をもて雕られけるとて、爪書の不動と云、うけがたき説と云へど、姑く聞儘を載す、 (新編武蔵風土記稿 巻之二百四十七 秩父郡之二)