岩殿観音の東のほうにあるこの滑車のような物の残骸は、 かつて上名栗の白岩で産出していた石灰をケーブルを使って吾野駅まで運んでいたものの名残のようです。
この残骸とその所在についてはある方のblogで知ったのですが、残念なことに閉鎖されてしまった?ようです。
場所は、吾野駅裏側の、墓地を右手見ながら前坂に続く道を上っていくとT字路になっており、 そこを左に行かず右に行くとあります。

吾野には西武建材の吾野鉱業所があり現在でも石灰等を採掘しているようですが、 昔の写真と現在の様子を見比べてみると削られた山の高さに驚きます。 鉱山となっていた山は、今では想像できないぐらいの大きさがあったようです。

戦前の写真。郷土館にあります。

現在の写真です(2007年6月撮影)

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