飯能百景 22

岩根橋

この橋も現在は、鉄筋コンクリート造りの立派な橋になっていますが、以前は、市街地から現在の中央公民館と図書館の間を川原町に下って、ボート場せきの西から対岸へ渡って架かっていました。

その後、明治36年に橋が架けかえられました。明治43年の台風災害では、多くの流失橋がでた中でこの橋は無事でありましたので、よほど頑丈な橋だったのでしよう。

大正8年に飯能・青梅道が改修され、観音寺から諏訪八幡神社の前を通り、本郷へ通る道へと変更されたため、岩根橋もそのころ現在の位置に架けかえられました。

また、従来の木造の橋が、老朽化したため、県で昭和43年に架けかえ工事に着手し、鋼合成桁を使用した鉄筋コンクリート造り、延長44㍍の現在の橋が昭和44年11月に完成しました。

この橋は、当時から観光に、そして地元の人だけでなく多くの市民の日常生活にも、大きな役割リを果たしています。

この橋について詳しいことは、本年度中に発行される飯能市史「行政(二)」に掲載されます

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