飯能百景 40

山王峠

この峠は、南高麗地区の下直竹と原市場地区の石倉を結ぶ標高250㍍の峠で、入間川から成木川、青梅市及び八王子市への近道です。

この原市場八王子道は、県補助道とされましたが、大正9年制定の道路法の施行後県道から除かれまLた。その後昭和25年に再び県道に認定され、山王峠の改修も行われました。

この峠の東側の南高麗地区には、富士浅間神社の県指定天然記念物のタブの木、長光寺の惣門、石灰焼場跡などの文化財があります。また原市場地区には、文化財のほかに山の緑とよく調和した清流の入間川かあります。

この入間川で、家族づれ、友達どうしで、つり、川遊びを楽しむのに、最適の季節となりました。川で楽しく過ごし、この杉やひのきにおおわれた緑と、澄んだ空気のこの峠を通り、南高麗地区の文化財を見て家路に着くのも楽しい一日となることでしょう。

戻る