諏訪八幡神社は「おすわさま」と呼ばれ、厚い信仰を集めています。大字飯能字諏訪前263番にあり、創立は、永正13年(1516)加治一族(中山氏)と平重清(畠山氏)との合力によって、武神の建御名方命をまつったものと伝え、後に信州から諏訪明神を勧請し、誉田和気命を合祀して、諏訪八幡神社となりました。
安永年閤(1772〜1780)火災により焼失しましたが氏子たちの力によって再建されました。
同杜に伝承されている獅子舞は3頭立てのササラ獅子舞で秋祭に悪魔外道を追い払い天下泰平、国土安穏を祈る行事が行われています。
天保年間(1830〜1843)に氏子の手により郷土芸能として、笛、たいこ、鐘による囃子とおどりの型をつくりだし、さらに、小田原囃子をとり入れて、若狭流若囃子となりました。
現在はこの神社の北側に、近代的建物の市民会館が優雅にたち、この緑にかこまれた神社とがよく調和しています。