飯能百景 54

千歳橋

この橋は、明治26年11月の飯能町会で、小岩井と小瀬戸を結ぶ橋を架けることが議決され、干歳橋と命名され、翌年完成しました。

明治43年の水害で流されて復旧工事が行われているので、水害流失により架けかえたものです。その後大正14年に再び架けかえ工事が行われ、総工費3千2百97円25銭、取付道路85坪の拡幅を行い、9月10日に完成しました。豪雨のため何回か被害にあいましたが、その都度復旧されています。

現在の橋は、昭和37年に架けかえが行われ、長さ39㍍、幅員4・5㍍、総工費3百70万円で完成した永久橋です。

この橋のかかっている川は入間川で、吾妻峡と呼ばれ山の緑が澄んだ川の水によく映る景色のとてもすばらしい所です。川遊びに、また多くの釣人にもよく親しまれている場所です。

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