飯能百景 55

弁天橋

この橋は、小瀬戸地区と対岸の小岩井地区を結ぶ鉄骨造りのつり橋です。有効幅員が1・2㍍、長さ約50㍍の歩行者用のものです。

昭和44年にこの橋が完成する前は、上流の扇橋と下流の千歳橋のどちらへも約2㌔㍍の間に橋がなかったために、幅1㍍たらずの仮橋で通行していましたが、大水のたびに流されたり、予供や老人の通行にたいへん危険であったため総工費5百40余万円(取り付け道路を含む。)で完成したものです。

この橋は、入間川の清流と新緑の山々に囲まれ、美しく映える橋で、地元の人はもとより、ハイカー、釣人などに親しまれている橋です。

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