国鉄八高線は、八王子から東飯能駅を通り、高崎まで達する線です。昭和6年7月にまず、北線小野・児玉間の約12㌔㍍の運輸営業を開始し、南線は昭和6年12月に八王子・東飯能聞約26㌔㍍が開通しました。その後次々に区間開通し、小川町・寄居間の完成によって全面開通となりました。
この八高線入間川橋りょうは岩沢地区と阿須地区を結ぶもので、延長257・4㍍、水面から橋げたの下まで15㍍の橋りょうとして、昭和6年12月に完成したものです。
この橋りようを下流から眺めると、空に浮かぶ橋りょうに列車が走るふぜいある景色を見ることができます。なにげなく見ている橋りょうも見方によっては、いろいろな姿をうつしだすのではないでしょうか。