この長尾坂・野口入線林道は、東吾野地区の平戸と飯能第二地区の小瀬戸とを結ぶ林道で、林業構造改善事業の峰越連絡林道として昭和46年に開通したものです。
総事業費約4干6百万円で幅員4㍍、既設の林道とあわせて、その総延長は4千2百59㍍におよびます。
この林道の開通によって東吾野と原市場の自動車道も約12㌔㍍短縮されたほか、林業経営に大さな役割りをはたしています。
この地域は、奥武蔵自然公園の一郭にあり自然に恵まれたところです。木々の緑に囲まれた山あいを、澄んだ空気を胸いっぱいに、歩いてみると、山の緑、空の青さと自然の美しさに触れることができるでしよう。