飯能百景 73

仁田山峠

この峠は、入聞川の上流が飯能市と名栗村の境で大きくうかいしているところを、原市場地区から山越えで、名栗村鍛冶屋橋へ一直線の山道で通れる綾線にあります。

別名を藤巻峠とも呼ばれ、山の神がまつられています。

標高401㍍の山で、付近は、西川材の産地であることから、みごとな杉・ひのきの造林が美しいところです。

この峠は、赤沢を流れる蕨川の源です。この蕨川にそって登る仁田山峠は、細い道ではありますが、澄んだ川の流れを見ながら登る山道は気持ちの良いものです。以前は、この仁田山にも集落があったといわれていますが.現在は、住む人もなくなっています。

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