小岩井地区にあるこの浄水場は、飯能第二小学校の前の千歳橋を渡り、苅生へ向って行くとすぐ右手にあります。県道からは、洗滌水槽の塔の上部を木々の間からのぞかせています。
小岩井浄水場は、本郷浄水場のように水を堰とめて、伏流水を取り入れるのではなく、約1㌔㍍離れた小塔井の取水場で堰とめた水を直接取り人れ導水管によって、浄水場まで導きます。浄水は、本郷浄水場と同じく、沈でん・ろ過・消毒という形で行われています。
ここの配水池は、浄水場の敷地内にあり、水道山の配水池のように、水を押し上げるのではなく、スムーズな水の動きを利用しています。この二つの配水池は、高さを一定に保っています。これは、市街地で配水管が一つになるためです。
ドライブ、ハイキングの道すがら、ここで私たちが飲む水がつくられていることを、気にとめてみてください。