「はんのうは東京からわずか1時間ほどのところで、ずい分自然が残っていますね」
こんな話を東京からきた人から聞きました。
都会に住んでいる人達が訪れるとこんな印象をもつようです。
しかし、これらの山地はただ残されてきたものではありません。江戸(東京)へ薪炭や木材を供給するために、厳しい労働や苦役に耐えてきた私たちの先祖の営為があったからこそ、いま観光資源としても、はたまた入間川、高麗川下流域の人達のための水資源の涵養にも役立っているのです。(了)
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